ネットワークカメラを利用できるようになる

固定ipアドレスを導入することでネットワークを活用したカメラを利用できるようになります。これは外出先からデータをパソコンに送信することができるメリットやパソコンのハードディスク内のデータを外出先のスマホで確認できるメリットとも通じる部分ですが、リアルタイムで離れた場所をチェック・監視することができるようになるのです。

このネットワークカメラの利用もipアドレスが固定されているからこそのメリットです。ネット上の住所が固定されているのでスマホやパソコンのデータの共有や送受信がスムーズに可能になるほか、VPNなどのセキュリティ対策を行うことで情報の漏洩などのリスクもなく安全に利用できるようになります。ネットワークカメラの中には動的ipの回線でも利用できるものがありますが、セキュリティの観点から考えれば固定ipの改善で利用した方が安心です。

このネットワークカメラはさまざまな用途で活用可能です。身近なケースでは外出先から自宅や社内の様子をカメラでチェックできる、つまり防犯カメラの代わりとして使えるのです。これは企業だけでなく個人での利用でも大きなメリットになるでしょう。小さな会社やオフィス、個人経営の店舗などでは防犯対策としても重宝します。

また逆に外出先で撮影した動画や画像をリアルタイムでパソコンで見ることも可能になります。たとえばプロジェクトのためのロケーションハンティングに出かけたときに現地の様子をリアルタイムで会社にいるスタッフに見せればスムーズな判断や意思決定が可能になるでしょう。さまざまな視察などでも役立ちます。さらに会議や商談の際にネットワークカメラを使って取引相手と社内のスタッフとの間で話し合いをする機会を作ることも可能です。

NTTのフレッツやocnなどプロバイダを問わずネットワークカメラを使うことが可能です。
不正アクセスを防ぐためのサービスも意識したうえで、フレッツ光対応などの固定ipサービスを選べばビジネスの決定をさらにスピーディーに行う環境を築くことも可能になるはずです。